PayPay(ペイペイ)などのコード決済の2024年の利用額は、前年比26%増の18.7兆円だった。キャッシュレス推進協議会が14日公表した。コロナ禍前の19年は1.1兆円で、5年間で17倍に増えている。協議会は「自治体のポイント還元などのキャンペーンに加え、納税など支払いに使える対象も広がり、大きく伸びている」という。

 PayPayのほか、d払いのNTTドコモ、auPAYのKDDI、楽天ペイの楽天ペイメントなど主要14社の利用額を集計した。

2023年に実施されたポイント還元キャンペーンの案内。PayPay(ペイペイ)などのQRコード決済が大きく伸びる一因になった=東京都内

 利用件数は115億回で、1件あたり平均額は1620円と23年の1586円より増えた。利用額18.7兆円のうち、実店舗が14.9兆円、オンラインなどの決済が3.8兆円だった。

 スイカやイコカなどの電子マ…

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