MicrosoftやSpotifyなどの有料サービスが無料で使える「裏ワザ」とうたいながら、実際はクレジットカード情報などを盗み取るマルウェア(不正プログラム)をインストールさせる――そんな手口が、動画SNS「TikTok」上で確認された。動画には生成AIで作られたとみられる音声があてられていた。学生などの若者を狙ったとみられ、専門家が注意を呼びかけている。
大手セキュリティーベンダー「トレンドマイクロ」(東京)の調査でわかった。同社によると、特定のアカウントがTikTok上で複数の動画を投稿しており、いずれもMicrosoftやSpotifyなどの有料サービスを無料で使うための「裏ワザ」を教えるという内容だった。
この「裏ワザ」は、①Win…