(6日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 宝塚4―0明石北)
宝塚の福元敦也(3年)は、打席の中で足をクロスさせて構えていた。「この打ち方が自分にハマっているんです」
きっかけは、TikTok(ティックトック)でみたプロ野球・日本ハムファイターズの万波中正選手の練習の動画だ。足をクロスさせて打っているのを見て気になった。「どういう意図でやっているんだろう」
練習で試してみると、「後ろに重心がのり、体重移動がしやすい」と感じた。練習試合で1度足をクロスさせて打席に立つと、左前安打を放ち「この打ち方が自分に合っている」。
この日は兵庫大会1回戦で2安打を放った。「見つけた自分の打ち方で、長打は打てないが、短打で後ろにつなぐ打撃をしたい」=豊岡