日本製鉄によるUSスチールの買収計画をめぐり、トランプ米大統領が「米国が支配する」と語ったことについて、林芳正官房長官は26日午前の記者会見で「米国政府による正式な発表を待ちたい」と述べた。
米国が買収を承認するかについて問われた林氏は「民間の関係者において、具体的な投資計画の検討調整が進められてきた。政府としては、必要に応じ関係者間の意思疎通の促進に努めたい」と述べるにとどめた。
トランプ氏は25日、記者団に買収計画について「これは投資であり、部分的な所有だ。米国が支配することになる」と話した。
