水戸市で昨年10月に初開催されたご当地グルメの祭典「シン・いばらきメシ総選挙」について、第2回総選挙が2026年秋に実施されることになった。実行委員会の会長を務める大井川和彦知事が22日、茨城県牛久市の牛久シャトーであった日本遺産をPRするイベントで明らかにした。
シン・いばらきメシ総選挙は、県産食材を生かした新たなご当地グルメを作ろうと県が企画した。昨年10月12~14日に水戸市の県三の丸庁舎前で開かれ、県内全44市町村が参加。延べ約6万4千人が訪れ、再開催を望む声も相次いでいた。
この日のイベントの開会式で、大井川知事は「(第2回の総選挙を)2026年の秋にやらせていただきます。頑張ってください」などとあいさつ。具体的な日時や場所は検討中だといい、決まり次第発表する。
牛久シャトーでは同日、第1回総選挙のメニューが再び味わえるグルメフェス「シン・いばらきメシ再集結in牛久」も催され、26市町村が出店した。県によると、1万人を上回る来場者があったという。