11月に東京であった「第37回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2024(高専ロボコン)」の全国大会で、香川高専詫間(香川県三豊市)のチームが、唯一無二のアイデアを実現したチームにおくられる最高賞の「ロボコン大賞」を受賞した。県勢では前身の詫間電波高専が2006年に受賞して以来18年ぶり。
ロボコン大賞に輝いたのは、チーム「KKO(カカオ)」の小野大和さん(5年)、川西蒼紫(あおし)さん(3年)、河内洸稀(たくき)さん(2年)。3人ともロボコン部に所属し、チーム名は3人のイニシャルをつなげた。
高専ロボコンは、毎年異なるテーマに合わせて、アイデアを駆使したロボットを製作しその性能を競う。今年は全国の高専生8379人が参加し、八つの地区大会を勝ち上がった26チームが全国大会に進んだ。
日本の宇宙開発がモチーフ
今回のテーマは「ロボたちの帰還」。
日本の月探査機「SLIM(…