イスラエルのネタニヤフ首相は11日、イスラム組織ハマスが、パレスチナ自治区ガザで拘束しているイスラエル側の人質解放を延期すると発表したことについて、解放しなかった場合、「軍が攻撃を再開する」との声明を出した。
ネタニヤフ氏は声明で、ガザやその周辺に、すでに部隊の増派を進めていることを明らかにした。そのうえで、停戦が終われば、ハマスの「最終的な敗北」に至る激しい戦闘になると警告した。
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ハマスは10日、停戦期間中のイスラエル軍による攻撃でガザの住民が狙われたことや、同軍がガザへの物資搬入を認めなかったことなどが停戦条件の違反にあたると主張。15日に予定されていた人質解放を延期すると通告した。
人質全員解放求める機運、高まる
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