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 13日開幕の陸上の世界選手権東京大会にむけ、事前合宿で栃木県那須塩原市に来ているウクライナ代表選手が5日、市立黒磯小学校を訪れて交流した。児童たちと一緒に給食をとったり、「競歩」で競ったり。選手たちは「楽しい時間を過ごせました」と話した。

 同市での事前合宿は3~13日に行われ、選手とコーチを含めてウクライナから32人、リトアニアから6人が来訪している。ウクライナ代表には2024年のパリ五輪女子走り高跳び金メダリストのヤロスラワ・マフチフ選手もいる。

 この日は、走り高跳びのユリア・レフチェンコ選手と競歩のイェホル・シェスト選手、そしてコーチ2人が小学校を訪れた。

 6年1組の教室で約20人の児童と一緒に給食を食べたレフチェンコ選手。メニューはごぼうサラダと鶏肉の南部焼き、根菜汁、ご飯、牛乳。「とてもおいしいです」と話しかけ、箸の使い方も教わっていた。児童からは「好きな色は」「嫌いな食べ物は」「好きなアニメは」と質問攻めにあっていた。「ナルトは知っています」と答えていた。

写真・図版
ウクライナのレフチェンコ選手(右から2人目)は、箸の使い方を児童たちにたずねていた=2025年9月5日午後0時32分、栃木県那須塩原市豊町、海東英雄撮影

美しい学校、みなさんはとても幸せ

 体育館では、全児童約200…

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