プロ野球日本ハムが12日から、クライマックスシリーズ(CS)第1ステージを本拠地のエスコンフィールド北海道(北海道北広島市)で戦う。本拠地開催は日本一となった2016年以来。球場に隣接する北広島高校には、生徒有志が活動する「ボールパーク委員会」があり、生徒らはファイターズの活躍を願っている。
ボールパーク委員会は22年5月に発足。球場が校舎の隣にできることを機に、連携して一緒に盛り上げて、さらに地域ともっとつながろうと、生徒のなかから手を挙げた有志が球場のイベントなどにかかわっている。
活動は、エスコンでの夏の高校野球の準決勝、決勝の運営をボランティアとして支えたり、花火大会の企画に参加したり。小学生を学校に招待して部活動を体験するキッズフェスタも毎年開催。ボールパーク一帯の盛り上げやまちの活性化に一役買ってきた。
設立当初はメンバーは10人余りだったが、年々関心は高まり、今年は約60人が参加。委員会で活動したいがために入学する生徒も現れてきたという。
同校は、800人超の全校生…