広島市中区東千田町1丁目の53階建てマンションから16日、住人の女児(3)が転落死したとみられる事故で、女児が住む居室のベランダに踏み台のようなものがあったことが、広島県警への取材でわかった。県警は現場の状況などから、女児が室内から踏み台をベランダに持ち出し、誤って手すりを乗り越えて転落したとみて調べている。
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広島中央署によると、女児は中層階に住んでいたが、事故当時、室内には他の家族はおらず1人だったという。女児の身長は約100センチで、ベランダの手すりの高さは135センチ。手すりには、乗り越えたとみられる跡が残っていた。
ベランダで禁止されていること
家族の話などから、踏み台は…