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モンゴル国民大会議(国会)の総選挙で、市民とともに投票の列に加わるオヨーンエルデネ首相(右)=2024年6月28日午後、ウランバートル、畑宗太郎撮影
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 社会主義体制時代からロシアとの友好関係を築いてきたモンゴルで、ウクライナ侵攻をきっかけに国民の対ロ感情が悪化している。民主化後も中ロとの友好を基軸としつつ、西側各国との関係も維持してきた政府が、対ロ関係を今後どう位置づけていくか注目される。

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 「戦争でロシアへの考え方は変わった」

 モンゴル国民大会議(国会)総選挙の投票があった6月28日、小雨がぱらつくウランバートル市内の投票所ではそんな声が多く聞かれた。

 夫婦で投票を終えたばかりの建築関係勤務テムレンさん(34)は「ロシア国民を批判しているわけではない。でも、ロシア政府のやり方は間違っている。戦争には反対だ」と語った。

「社会主義時代ならあり得ない」

 米国での居住経験があるとい…

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