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のり面が崩壊した真室川―釜淵間の現場=JR東日本東北本部提供

 山形、秋田両県を襲った7月の豪雨で被災し、不通となっているJR奥羽線の新庄―院内(秋田県湯沢市)間の運転再開について、JR東日本が18日、2025年のゴールデンウィーク前になるとの見通しを発表した。

 同社東北本部によると、同区間は線路への土砂の流入やのり面の崩壊など運転に支障のある被害が計26カ所で発生した。現在はバスの代行輸送を行っているが、復旧にはなお時間を要するという。

 現時点では来春の運転再開を見込んでおり、運転再開時には新たに電気式気動車「GV―E400系」を導入する。架線設備は順次取り外す予定だ。

 運転再開時期は今冬の降雪状況などによって変更になる場合もあると説明している。

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