シベリア抑留の体験や史実を伝える京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館で、5月5日の「こどもの日」に、中学1年~3年生の10人の学生語り部がデビューする。
10人は今年1~3月の語り部養成講座を修了。ユネスコ世界記憶遺産(現「世界の記憶」)に登録された記念館の展示資料を学ぶなどした。資料は今秋、登録10周年を迎える。
「こどもの日」は入館無料。学生語り部は館内ガイドを担うほか、当日開催されるイベント(午前10時~午後3時)で、抑留者と一緒に引き揚げた犬をテーマにした紙芝居や、いろはかるたゲームを担当する。開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)。