2日午前9時ごろ、福島空港(福島県須賀川市・玉川村)に到着した全日空(ANA)旅客機の左翼が、乗客乗降用のボーディングブリッジに接触した。機内には乗客24人と乗務員4人がいたが、けが人はいなかった。同社などが原因を調べている。
ANAなどによると、旅客機は午前7時55分に大阪・伊丹空港を出発し、同8時57分に福島空港に到着。駐機場に入り停止する直前、左翼前部とブリッジの先端部が接触した。機体、ブリッジに大きな損傷は見られないという。
乗客全員が機体に備え付けられたタラップから降りたが、体調不良を訴える人はいなかったという。
この機体を使う予定だった新千歳空港行きなど3便が欠航し、約100人に影響が出た。ANAは国土交通省に事案を報告し、原因を調べている。