国民民主党は27日、参院選についての総括を取りまとめた。立憲民主党の候補者に一本化しても当選できなかった選挙区を念頭に、今後の国政選挙では野党間の候補者調整のあり方を見直す考えを明記した。国民民主自体は躍進したが、党内の引き締めを図るため「薄氷の勝利」と位置づけた。
党執行部が両院議員総会に総括を提示し、一任を取り付けた。茨城、群馬各選挙区の候補者を立憲に一本化したものの、得票数は参政党を下回った。総括では「一本化が有権者に理解を得られない側面があることも明白となった」とした。
そのうえで次期衆院選に向け…