国民民主党の玉木雄一郎代表は24日の記者会見で、東京都議選で議席なしの状態から9議席を獲得したことについて「厳しい選挙かなと思っていたが、党の掲げる政策への期待が予想以上だった。参院選にこの勢いをつなげていきたい」と語った。
国民民主は、参院選の候補者擁立をめぐる混乱や、玉木氏が備蓄米を「エサ米」と発言したことなどで批判を招き、報道各社の世論調査で支持率は下落傾向にあった。玉木氏は「メディアというか、週刊誌も含めてネガティブキャンペーンのようなことがあったが、それにも負けず根強く支持をいただいた」と語った。
玉木氏はまた、SNSを中心に支持拡大を訴えていた地域政党「再生の道」などの政党が議席を獲得できなかったことにも触れた上で、「（国民民主が）単なるネット頼み、風頼みの政党ではないことも証明できたと思う」とも述べた。
