大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが2025年の春季キャンプで「ロボット審判」を試験的に導入する可能性を示した。16日、オールスター戦開催地の米テキサス州アーリントンであった全米野球記者協会(BBWAA)の会合で語った。結果次第では、26年に公式戦で導入することも視野に入れている。
現在大リーグ傘下マイナーでは、2種類の「ロボット審判」活用が試されている。ストライク・ボールの全球を判定する方法と、選手らが球審の判定に不服があるときに申し立てし、機械判定できる「チャレンジ制度」だ。
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マイナー3Aでは今季、前者が導入されていたが、6月末からは選手側からの強い要望もあり、チャレンジ制度に切り替わっている。
マンフレッド氏は「(オープ…