大阪府高槻市営バスの営業所に勤務する主任らに支払われるべき残業代が支払われていなかったとして、市側が茨木労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかった。出勤しなければならない時間より30分ほど早く来ていた。市側は調査のうえで対象者を計18人とし、未払いの残業代として約3年分で計約415万円を支払ったという。
市交通部によると、是正勧告を受けたのは2024年8月で、未払いがあると指摘されたのは、2営業所に勤務する主任ら。主任は毎朝、交代で営業所の鍵を開けたり、出発前の運転手の点呼を取ったりする業務を担当していた。出勤は本来午前5時だったが、多くはこれより30分ほど早く来ていたという。
聞き取りに対し、主任らは早…
