スタートアップ企業「将来宇宙輸送システム」(ISC、東京)は4日、米国のエンジンメーカーとロケットを共同開発する協定を結んだ。エンジンの提供を受け、2025年中には小型衛星打ち上げ用の最初のロケットを飛ばす計画だ。
ISCによると、ロケット開発で日本企業が米国などの海外企業と連携する例は初めてという。
協定を結んだのは、米国のロケットエンジンメーカー「ウルサメジャー・テクノロジーズ」社。3Dプリンターも活用してエンジンを量産している。開発が先行しているウルサメジャー社のエンジンを使い、ISC社はロケットを着陸させるための技術開発などに注力することで、早期の実証につなげる狙いがある。
開発するロケットの名称は「…