立憲民主党の吉田晴美衆院議員(52)は7日午前、代表選(7日告示、23日投開票)に立候補を表明した。国会内で記者団に語った。立候補表明は吉田氏で4人目となり、女性議員では初めて。立候補に必要な20人の推薦人を確保したという。
吉田氏は記者団に対し、「永田町に染まらない1期生の視点をぜひ、論戦に生かしたい」と意気込みを語った。立候補を目指していた江田憲司元代表代行(68)と7日午前まで断続的に協議を続け、吉田氏に一本化することで合意した。
代表選には、これまで枝野幸男前代表(60)と野田佳彦元首相(67)、泉健太代表(50)が立候補を表明している。3人は男性のため、「女性候補を立てるべきだ」との意見が党内から出ており、若手を中心に吉田氏を推す声が上がっていた。5日には菅直人元首相(77)も推薦人になることを表明した。
吉田氏は、法務大臣秘書官などを経て、2021年衆院選の東京8区で自民党の石原伸晃元幹事長を破り、初当選。当選1回の吉田氏に対し、「経験不足」を懸念する声がある。