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クイズコーナーで手を挙げる日比谷高校の生徒たち=2025年3月14日、東京都千代田区永田町のメキシコ大使館、八鍬耕造撮影

 メキシコ大使館(東京都千代田区)が「日比谷高校デー」と銘打ち、隣接する都立日比谷高校の1年生を招くイベントが13、14の両日、催された。

 2年前に始まり、今回で3回目。2日間とも2度ずつ、計四つのグループに分かれて訪問した。14日の二つめのグループには、日比谷高の萩原聡校長も参加した。

 メルバ・プリーア大使は、スペイン語で最も使われるあいさつ「Hola(オラ)」を紹介。「メキシコ体験」のコーナーでは、生徒たちがこま遊びやビンゴゲーム、伝言ゲームを楽しんだ。

 参加した矢古宇勝之信さんは「メキシコ人の親戚がいるけれど、知らない遊びがあった」と学べた様子。小林樹璃さんは「アジアやヨーロッパに比べて、メキシコは知らないことが多いので観光名所を聞けて良かった」。竹内麻桜さんは「敷地内に入ってみて、日本じゃない感じがして好きになった」と話した。

 萩原聡校長は「目の前にあるメキシコの文化、言葉に触れる機会になって良かった。このようなイベントが本当のグローバル化につながっていくのだと思う」と語った。

 プリーア大使は「先輩から情報が伝わっているのか、2年前に比べて、メキシコのことを知っている生徒が多くいたように感じた」と感慨深げだった。

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