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原発構内に向かうIAEAの専門家ら=2024年3月25日、新潟県刈羽村の東京電力柏崎刈羽原発ビジターズハウス、戸松康雄撮影
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 東京電力は6日、柏崎刈羽原発(新潟県)のテロ対策の不備を受けて行った改善措置について、現地調査をした国際原子力機関(IAEA)から根本原因に対処したと評価されたと発表した。再稼働に向けて地元の強い不信感を払拭(ふっしょく)したい東電としては、外部の「お墨付き」を得た形だ。

 同原発はテロ対策の不備が相次ぎ、原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を出し、昨年末に解除された。斎藤健経済産業相からは「社外の目線も採り入れて、さらに自律的に改善が進められる組織となることが必要」と求められ、東電がIAEAに調査を依頼した。

 東電によると、IAEAから…

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