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自民党両院議員総会であいさつする森山裕幹事長。左は石破茂首相=2025年9月2日午後1時43分、東京・永田町、吉本美奈子撮影
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 自民党両院議員総会が2日午後、党本部で開かれ、参院選で大敗した要因の検証結果が報告されました。石破茂首相(党総裁)の責任の重みと、「裏金問題」の二つにどう向き合うかが焦点です。結果を受け、首相は自身の責任について何を語るのか。執行部の説明は。党所属議員からどのような声が上がったのか。詳報します。

  • 自民、参院選大敗総括を午後公表へ 責任は「党全体」を強調

 自民党両院議員総会が2日午後1時31分に始まった。

首相「地位に恋々とするものではない」「党として道筋を示すのが私の責任」

 石破茂首相(自民党総裁)は両院議員総会の冒頭で、参院選の大敗について「議席を得ることができず、多くの同志を失った。総裁たる私の責任だ」と頭を下げた。

 さらに、「ある意味で石破らしさというものを失ってしまった。何をやりたいのかわからないという厳しい批判になり、多くの同志を失うことになった」とも語った。

 首相は自身の進退をめぐっては、「地位に恋々とするものではない。しがみつくつもりも全くない。国民のために、誠心誠意全力で立ち向かっていく姿を示したい」と説明。そのうえで、「自民党として道筋を示す。それが私の責任であり、それを果たし、責任から逃れることなく、しかるべき時にきちんとした決断をする」と述べた。「しかるべき時」についての具体的な説明はなかった。

森山幹事長「ともに前進することが我々に課せられた使命」

 石破茂首相に続き、自民党の…

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