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米ワシントンで2025年8月18日、ホワイトハウスで会談に臨むトランプ米大統領(左から2人目)やウクライナのゼレンスキー大統領(右)ら各国首脳=ロイター

 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は18日、二国間の首脳会談の後、欧州首脳らを加えた拡大会談に臨んだ。その冒頭での首脳らの発言要旨は以下の通り。

北大西洋条約機構(NATO)・ルッテ事務総長

「ドナルド(トランプ米大統領)、あなたがプーチン大統領との対話を始めたことで、膠着(こうちゃく)状態が打破された」

欧州連合(EU)・フォンデアライエン欧州委員長

「(集団防衛義務を定めた北大西洋条約)第5条のような『安全の保証』にともに取り組むと聞いて非常にうれしく思う」

ドイツ・メルツ首相

「正直、我々の誰もが停戦の実現を望んでいる。停戦なしに次の会合が実施されることは想像ができない」

イタリア・メローニ首相

「和平を成し、正義を保証したいなら、我々は結束して行動しなければならない」

フランス・マクロン大統領

「(米ロウクライナの)3者会談の構想が非常に重要だ。その次の段階として(欧州を交えた)4者会談が必要になる可能性がある」

英国・スターマー首相

「安全保障に関する議論は、ウクライナだけではなく、欧州、英国の話でもある。3者会談が次の適切なステップだ」

フィンランド・ストゥブ大統領

「過去2週間の終戦に向けた進展は、過去3年半よりも大きい。チーム欧州とチーム米国の協力という意味で、今日は非常に象徴的だ」

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