前橋市は5日、市内中学校の教員が2月末、教員用の資料を3年生の保護者全員へ誤送信したと発表した。資料には、3年生数人の名字と進路決定後の留意事項などが書かれていたが、成績や受験校の情報は含まれていないという。
市によると、2月28日に進路指導担当の教員が、3月5日に発表される公立高校の選抜結果を受けての流れをまとめた説明資料を保護者連絡ツールで配信。そこに誤って教員用資料も添付されており、保護者からの連絡で発覚した。
学校は保護者と生徒に謝罪し、当該生徒の様子は普段と変わらないという。再発防止策として「配信前に複数回の確認を徹底する」などとしている。