5日開幕の第107回全国高校野球選手権大会を前に、明秀日立(茨城)の選手たちは4日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式のリハーサルに臨んだ。
本番と同じ午後4時から始まったリハーサルでは、茨城大会の優勝旗を持った中岡誠志郎副主将(3年)を先頭に球場を行進し、動きを確認した。左足首を負傷している能戸輝夢(きらむ)主将(3年)は参加せず、開会式も行進はしない。
一方、選手たちは午前中、奈良県内のグラウンドで練習。マウンドより約4メートル前の14メートルの距離から丹羽桜太(おうた)投手(3年)ら左腕が打撃投手を務めた。初戦の相手の聖隷クリストファー(静岡)の左投手を想定した内容だ。
左翼手の入江将気(まさき)選手(3年)は「速球は得意。打てるイメージがわいてきた」と自信を深めていた。