参院選(20日投開票)で、各党は何を訴え、どんな目標を掲げているのか。れいわ新選組の山本太郎代表に聞いた。
針路を問う 参院選2025
――参院選の位置づけは。
30年間、経済不況が続く日本。コロナ禍、物価高の三重苦の国民や事業者。この国の屋台骨の人たちを立て直すための選挙だ。日本の供給能力を取り戻し、「失われた30年」を40年にしないための戦い。そのために消費税の廃止しかない。財源論で国債を封印するのもやめろと言い続ける。
――目標の議席は。
7議席。比例でどこまで伸ばせるかが鍵になる。改選2議席で(7議席は)背伸びした数字だが、目指さなければ取れない。
――自党の支持層をどう認識しているか。
私たちには強固な支持層がない。個人が横に広げてくれた連続で今の党がある。年齢層的に一番強い支持を頂いているのは「見捨てられた世代」と言われるような40代や50代、「就職氷河期世代」だろう。
――現政権の評価は。
経済政策は話にならない。絶…