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 今夏の参院選の北海道選挙区(改選数3)には20日までに、11人が立候補の意思を表明している。現在の改選数になった2016年以降では3年前の参院選に次いで、2番目の多数となる見通し。現有議席は自民党が2、立憲民主党が1。立候補予定者が多いため、当選ラインが下がる可能性もある。選挙日程は7月3日公示、20日投開票が有力視されている。

 自民は、改選を迎える現職2人を擁立する。19年選挙で82万票強を獲得してトップ当選した高橋はるみ氏(71)と45万票強で3位当選の岩本剛人氏(60)だ。

 高橋氏は5月、札幌に事務所を構えた。北海道知事を4期務めた抜群の知名度に加え、女性目線の災害対応といった実績、過疎化が進む中での医療・介護体制の確保などを訴える。

 一方、知名度などが高橋氏に…

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