Smiley face

 新茶の本格的なシーズンを前に、新茶の初摘み会が4日、静岡県菊川市半済の宮城孝雄さん(78)のハウス茶園であった。県内の荒茶生産量は昨年、60年以上守ってきた全国1位から陥落し、関係者からは「変革が必要」との声が上がった。

 鎌倉時代に中国から茶の実を持ち帰ったとされる「茶祖」栄西禅師ら先人に献茶する初摘み会は、「菊川茶手揉(てもみ)保存会」の主催。「菊川市茶業協会」のメンバーや菊川茶をPRする「菊川茶娘」「菊川茶公士」らと約5キロを摘み、すぐに蒸して手揉みで約5時間かけて煎茶に仕上げた。

 農林水産省のまとめでは、2024年に県内で生産された荒茶は2万5800㌧。鹿児島県の2万7千㌧を下回り、1959年の調査開始後初めて2位になった。

 だが、生産者を取り巻く現状…

共有