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庭や緑豊かな里山の風景を楽しめるゲストハウスのテラス=2024年7月6日、相模原市緑区川尻、三木一哉撮影
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 東日本大震災後、原発事故の影響で自然体験の機会が減った福島県の親子を受け入れる活動を続けてきた相模原市の女性が、高尾山の南側(同市緑区川尻)にゲストハウスを開設した。「いつでも来たいときに家族で過ごせるような宿を作りたかった」という。

 ハウスクリーニング業経営の竹内亜紀さん(52)は、震災翌年の2012年から被災地の親子をホームステイで受け入れてきた。仲間と「母ちゃんず」というグループを結成して活動を続け、受け入れ総数は、のべ約950人にのぼる。

 開設した宿はJR・京王の橋本駅からバスで約30分、JR相原駅からバスで約20分の緑豊かな沢沿いにある。バードウォッチングや昆虫採集、城山湖へのピクニック、城山一帯のサイクリング、高尾山へのトレイルランなどを楽しめるという。

ワイワイガヤガヤと

 2階建ての住宅を10人が宿…

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