
東日本大震災で福島県浪江町から山形市に避難し、木造建築の技術を教えている大浦要三さん(77)が長年の功績が認められ、10日に山形県から表彰を受けた。「(震災で亡くなった)妻にうれしい報告ができる。喜んでくれるかな」と語った。
もともと大工だった大浦さんは、福島に住んでいた27歳のころから職業訓練校で教えてきた。山形に避難後も同じ仕事を続け、現在は河北高等技能専門校の木造建築科で講師を務めている。
職業能力開発の現場で指導にあたってきた功績が認められ、表彰された。この日、県庁で吉村美栄子知事から表彰状を受け、「仕事一筋でやってきたから、認められてうれしい」と喜んだ。
普段は10~20代の若者を指導する。「いずれ被災地に戻り、家を建てたいと思う人たちの役に立てる職人を育てたい」
仕事に邁進(まいしん)する理由はもう一つある。
「仕事に打ち込んでいれば…















