アンパンマンの作者、漫画家のやなせたかしさんは、全国でたくさんのご当地キャラクターをデザインした。浦和うなこちゃんは、そのひとつだ。江戸時代からの伝統をもつ「浦和のうなぎ」をPRするため、2005年に誕生した。23日に開かれる恒例のうなぎまつりを前に、知られざる誕生の舞台裏を探った。

♪たべてごらんよ 浦和のうなぎ ひと口たべたら ウー やめられぬ♪
さいたま市浦和区にある1937年創業のうなぎ料理店「中村家」。埼玉県庁に近い店に入ると、「うなぎ小唄」の歌詞をもじった言葉とうなこちゃんが描かれたやなせさん直筆の色紙が出迎える。
「本当に、ひょうたんから駒だったんですよ」と経営者の大森好治さん(84)は振り返る。
地元のうなぎ料理店でつくる「協同組合浦和のうなぎを育てる会」の代表理事。かつて50店あった料理店が減少していた93年、地元の食文化を継承しようと、仲間とともに立ち上げたのが育てる会だ。
10年ほど経ち、PRの歌づ…











