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「朝日地球会議2025」リアル会場のセッションから

写真・図版
人類学・歴史学者のエマニュエル・トッドさん(左)、同志社大学大学院の三牧聖子教授=2025年10月25日、東京都中央区、横関一浩撮影

 「あなたと考える 激動の世界と地域の未来」をテーマに10月下旬に開かれた「朝日地球会議2025」のセッション「西洋の終わり 揺らぎゆく権力と価値観」では、エマニュエル・トッドさんを迎え、持論について三牧聖子さんと議論した。主な内容は以下の通り。

 西洋は今、敗北している――。日本でベストセラーの「西洋の敗北」の著者でフランスの歴史家・人類学者のエマニュエル・トッドさんは、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れながら、自身の「敗北」論を講演で展開した。続く討論では、国際政治学者で同志社大学大学院教授の三牧聖子さんを迎え、「敗北」の行方について議論を交わした。

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 三牧さんは、トッドさんの議論について、西洋が軍事力や経済的な意味にとどまらず、「道義的な意味で敗北していると述べたことが重要だ」と解説。これに対して、トッドさんも「今の西洋の最も大きな特徴は、道徳の崩壊だと考えている」と応じた。

 討論は、①西洋の敗北②トランプ大統領論③日本への助言――の三つの論点で、トッド氏の持論を三牧さんが日本の文脈に引き寄せて解説するかたちで進んだ。

■ゼレンスキー大統領をまくし…

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