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米ニューヨーク市で2017年5月8日、投資関連の会議で話すケビン・ウォーシュ氏=ロイター

 トランプ米大統領は30日、連邦準備制度理事会(FRB)の次の議長に、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏(55)を指名すると自らのSNS上で発表した。かつては安易な利下げを嫌う「タカ派」として知られたウォーシュ氏が、大幅な利下げをFRBに要求するトランプ氏のめがねにかなったのは、なぜなのか。

 ウォーシュ氏の指名を公表した30日の投稿で「彼は期待を裏切らない」とつづったトランプ氏。ホワイトハウスで記者団に「彼は確かに利下げをしたいと思っている」とも話した。

 最終的にウォーシュ氏を含む4人で争われた議長選考レース。最低条件は、トランプ氏が望む利下げの推進を約束することだった。「私に反対するいかなる者もFRB議長にならない」。昨年12月には自らのSNSにこう投稿し、レースを引き締めた。

 ウォーシュ氏は、FRB理事を務めた2006~11年当時には、7人の理事の中で「最もタカ派な一人」とみなされていた。理事退任後もFRBの金融政策を緩和的過ぎると批判した。トランプ氏の利下げ重視と真っ向からぶつかるようにもみえる。

 ウォーシュ氏と同時期の06…

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