
コスト高などにより世界で逆風が吹く洋上風力発電。中国では国内に発電設備をつくるサプライチェーン(供給網)が整う強みを生かし、導入が急増している。脱炭素のみならず経済成長につなげようと、新興国に対する関連製品の輸出増もうかがう。
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中国南部・広東省陽江市の港から南に約70キロの沖合。8月上旬、小型ボートで2時間走ると、海に浮かぶ巨大なV字形の風車が現れた。中国大手の風力発電機メーカー、明陽スマートエナジーが開発した「オーシャンX」だ。
浮体式洋上風力の設備単体では世界最大といい、発電容量は16・6メガワットを誇る。昨年12月に稼働し、年間で3万世帯(3人家族換算)の消費量に相当する電力を生み出すと期待されている。世界の洋上風力市場をリードする中国を象徴する存在だ。

再エネ急増、目標6年前倒し
2030年までに二酸化炭素…















