
古都の夏の風物詩「鴨川納涼床(ゆか)」が1日、京都市中心部で始まった。鴨川西岸の二条大橋から五条大橋までの川沿い約2キロに、京料理やフレンチ、イタリアンなど多彩な約90店が高床式の座敷を設ける。夕暮れとともに座敷に明かりがともされ、飲食を楽しむ客の姿がみられた。京都鴨川納涼床協同組合の田中博理事長はこの時季の楽しみ方として、「東山や比叡山の新緑を見ながら食事をしていただけます」と言う。
鴨川納涼床は、夏の暑さで知られる京都で続く風雅な夕涼みで、「河原の涼み」とも呼ばれた。江戸時代の有名な案内書「都名所図会(ずえ)」にも描かれている。江戸時代中期には約400軒の茶屋が床几(しょうぎ)を並べたとされる。
10月15日まで。昼営業の店もある。営業期間や時間は店によって異なる。


















