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加藤登紀子さん=2025年4月3日、韓国・済州島、中野晃撮影

 歌手の加藤登紀子さんが今月22日、大阪市中央区のドーンセンターで開かれる脱原発を求める市民集会で「核の時代80年の歴史」と題してトークをする。

 加藤さんは1986年の旧ソ連のチェルノブイリ原発事故でキーウ(キエフ)での公演断念を余儀なくされた。2011年の東日本大震災後は三陸の避難所でギターの弾き語りをし、原発事故避難者の詩をもとに歌を作るなど被災者支援を続けた。

 原爆を描いた漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さん(故人)が残した詩にメロディーをつけた「広島 愛の川」を歌うなど一貫して「非戦・非核」を訴えている。

 取材に「もう少し早く戦争を終わらせていたら、広島、長崎への原爆投下はなかったかも知れない。核の時代に世界を引き寄せてしまったのは日本の責任でもあると思います」と語っている。

 市民集会では、加藤さんが「大国ロシアに翻弄(ほんろう)されたラトビアの苦難を暗示している」という「百万本のバラ」を歌う。他に、核燃料サイクル政策からの撤退を求める訴訟原告団代表の浅石紘爾(こうじ)弁護士=青森県=の報告などがある。

 22日午後1時40分開演。当日一般1500円、原発事故避難者・障害者・学生1千円、前売りは各1300円、700円。申し込みは市民団体「ストップ・ザ・もんじゅ」事務局(072・843・1904)。

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