グラフィック・米沢章憲

「時をよむ」 論説委員室から

 20年あまり前を思い出す。韓国のドラマや映画をよく見ていて、印象的だったのが小さなグラスで焼酎をくいっと飲むシーンだった。仲を深める楽しい場面もあれば、つらいやけ酒もある。

 その後、韓国への留学が決まった。やっぱり「くいっと」の機会も多いのかな? なじみがなかった韓国の焼酎を買い、家で練習してみた若き日の自分。いま振り返ると、笑ってしまう。

 留学を終えてその後2度、ソウル特派員として韓国の社会や文化を取材する機会に恵まれた。この間、韓国の酒をめぐる風景も変わってきた。最近も韓国メディアが「飲酒文化の変容」を取りあげた記事を何度かみかけた。

 韓国国税庁の統計によると…

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