
東京電力は18日、柏崎刈羽原発(新潟県)6号機で発電機からの漏電を示す警報が鳴った原因が判明した、と発表した。電気を地面に逃がす装置(アース)と発電機を結ぶ電路が破損していた。実際には漏電は発生していなかったという。
東電は破損の原因などを調べており、特定され次第、今後の営業運転開始に向けた工程を改めて発表するとしている。
東電によると、この電路には常に微少の電気が流れているが、破損で流れなくなった。これを、漏電が起きた可能性があると監視装置がとらえ、警報が作動したとみられる。
原子炉停止も検討
東電は今後、破損の原因を特定したうえで、どのような改修が必要かを調べる。改修に時間がかかるようであれば、現在稼働中の原子炉を停止することも検討するという。
6号機は1月21日、東電が福島第一原発事故後に初めて再稼働させたが、その約5時間後に制御棒の警報トラブルがあり、原子炉を停止。2月9日に運転を再開したが、営業運転の開始は当初の2月26日から3月18日に延期していた。
さらに、今月12日に漏電を示す警報が鳴り、東電は原子炉の出力を100%から20%に下げたうえで発送電を停止。これを受け、営業運転の再延期を決めていた。















