まもなく、3年に一度行われる参議院議員通常選挙の投開票日です。
選挙といえば、選挙カーが候補者の名前を連呼しながら走り回っている光景が目に浮かびますね。私たちの投票行動を決め、ひいては国政を変える、つまり私たちの生活に大きな影響を与えるかもしれない選挙のこととはいえ、「うるさいな」と思ってしまうこともあるかもしれません。
ところが、それほど遠くない未来に、そんな選挙運動が珍しいものとなるかもしれません。
急速に少子高齢化が進行している日本で、存続の危機が叫ばれる「限界集落」のような過疎の町や村の議員選挙で、無投票当選どころか、誰も立候補する人がいなくなれば、選挙運動を見ることもないでしょう。
でも、誰も立候補しなければ…