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静岡県御前崎市役所を訪れ、下村勝市長らとの面会の冒頭、謝罪する中部電力の林欣吾社長=2026年1月15日、戸村登撮影

 中部電力が浜岡原発(静岡県)で想定する最大の地震の揺れ「基準地震動」に関わるデータを不正に操作し、過小評価した疑いが明らかになった。原子力規制委員会は「審査データの捏造(ねつぞう)」と判断し、再稼働に向けた審査を白紙に戻した。12年に及ぶ審査は、どのように進められてきたのか。

 浜岡原発は、南海トラフ巨大地震の震源域にある。マグニチュード9級の地震が想定され、他の原発より厳しい地震や津波の対策が求められる。

南海トラフ震源域の直上、停止要請も

 不正問題が議論された7日の規制委定例会では、地震が専門の山岡耕春委員が「南海トラフ地震の震源域の直上であり、国民の地震動に関する関心がおそらく最も高い地域」と述べ、特別な地域であることを強調した。

 東京電力福島第一原発事故後…

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