福井県大野市の阪谷小学校の子どもたちが22日、田んぼの中の運動会「ドロリンピック」に挑んだ。
約30年前からPTAが開いてきた恒例行事。5月に半分だけ稲の苗を植えた学校田の残りのスペースで、ボールを集める「宝探し」、ビールケースの上で綱を引く「ひっぱり相撲」、そりにボールを積んで走る「そりリレー」、旗を先につかむ「ドロフラッグ」の4種目で、26人の全校児童が紅白に分かれて競った。
泥まみれになった伊藤舞悠さん(11)は「6年生で最後なので、思いっきりダイブした。楽しかった」と笑顔だった。(鎌内勇樹)