
次期学習指導要領に向け、柔軟な教育課程の議論が進む中、中高での100分授業の実践が注目されている。生徒たちが主体性を発揮し、探究を深めることができるのが利点だ。
7月上旬、札幌市東区の市立札幌開成中等教育学校。5年生の化学の授業は、元素の炎色反応の実験だった。
午前8時半、グループに分かれた生徒たちがホワイトボードに実験方法などを書いていった。1時間ほど経過し、発表。佐々木吉幸教諭の「色の定性を数値化で定量にし、再現性を高められるか、現象を見ながら理論の確認を」という合図で、生徒たちは実験を始めた。

ナトリウムや銅、カルシウム、ストロンチウム、リチウムといった薬品を含んだ綿棒を粘土で固定して立てて火をつけ、炎が黄や赤などに変化する様子を撮影し、ノートに記録した。
5年の宮嶋舟さん(17)は…
