
長崎の離島、五島列島の小値賀(おぢか)島で、築120年の古民家を改装して造られた風呂屋がある。「薬湯&サウナ ofuroba」だ。
2026ふろ探求 第17回
九州・中国地方には個性豊かな湯があります。2026年は千年に一度の〝おふろ(026)の年〟。各地のふろ文化をたどります。
入り口からして「レトロ感」満載。目を引く一つが木製の「靴入れ」。靴をしまう升ごとに付けられた扉に筆字で漢数字がふられ、懐かしさを演出する。
開業は2022年3月。浴槽と薪ストーブを使ったサウナ、水風呂、外気浴ができる椅子が二つあって、定員4人。貸し切りで使われることが多い。入浴後に広間で食事や宴会をする人もいるという。

造りあげたのは長崎県佐世保市出身の立石光助さん(39)。同市内の会社に在籍し、リモートワークを続けながら、一人で営む。
「風呂好き」になったのは大学時代。友人と温泉にはまり、バイクで九州各地の秘湯を巡った。
熊本で大学院を修了してから…









