こども家庭庁が公開する流産・死産した働く女性向けのホームページ=林敏行撮影

 流産や死産を経験したときに、職場のサポートや配慮に不満を感じた人ほど、働き続ける意欲が大きく低下することが、自助グループ「iKizuku(イキヅク)」のアンケートで分かった。

 調査は6~8月、2022年以降に働きながら流産や死産、新生児死を経験した人を対象にインターネットで実施。約90人から回答を得た。

 職場のサポートや配慮について聞くと、回答した女性86人のうち「不十分」とした人は37.2%で、「十分」とした人の26.8%を上回った。

 さらに「不十分」とした人のうち、68.8%は「働き続けたい気持ちが低下した」と回答した。これは「十分」とした人の21.7%と比べると、3倍以上の差があった。

 自由記述欄では、職場で傷ついた経験も目立った。

 「復帰しただけで元気になったと思われた」「(12週未満の流産で法定の休暇)制度がなく、通勤が求められ、取り残されたように感じた」――などだ。

 一方で、助けになった職場の対応として「深くは聞かずに『戻ってきてくれてありがとう』と言ってもらえた」「在宅勤務を柔軟に認めてくれた」などの声もあった。

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 会社や組織に望むサポート態勢についても聞いた。

 流産休暇や忌引休暇などの休暇制度(59.3%)▽復職や働き方の相談制度(43.0%)▽メンタルケア(40.7%)が上位に挙がった。

 医療機関に対しては「職場復帰時の精神面の診察や相談」を求める声が最も多く、「制度や手当の情報提供」が続いた。

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 iKizukuは、流産や死産などで亡くなった赤ちゃんと家族に思いを寄せる「Baby Loss Awareness Week(ベビー・ロス・アウェアネス・ウィーク)」が9日から始まるのを前に、アンケート結果を公表した。

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