
「同じテーブルの人が一緒に国をつくっていくメンバーです。どういう国を目指したいか、共有してください」
9月27日、岡山市中心部の複合施設「西川アイプラザ」のホール。岡山朝日高校2年の太田夏佳(なつか)さんが小学生から大人までの17人に呼びかけた。
取り組んだのは、チーム対抗の「外交ゲーム」。食料や軍事力といった資源が異なる4国を想定し、国の方針を自分たちで決めた上で、他国との交渉などを通して人口減少や貧困といった社会課題を解決していくオリジナルゲームだ。
交渉や合意の難しさ体験
参加者らが決めた方針は「平和」「領土拡大」など様々だった。最初は、各国が交渉で資源を交換したり、交渉を拒否したりしていたが、次第に軍事力に勝る国が戦争を仕掛けて強奪する展開に。最終的には、この国が資源をほぼ独占する結果となった。
ゲーム後、中学教諭の50代女性は「軍事力に頼ると手放せなくなるという、日本とは違う強権国家を疑似体験できた。今の世界情勢のなかで、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけになった」と振り返った。
このイベントを企画したのは…








