
今年のノーベル平和賞に、ベネズエラの反体制派活動家で野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏(58)が選ばれた。マチャド氏とはどんな人物なのか。今回の授賞決定が与える影響とは――。ベネズエラ情勢に詳しいアジア経済研究所の坂口安紀・主任研究員に聞いた。
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ベネズエラでは強権的なマドゥロ政権のもと、経済破綻(はたん)や政治的な弾圧を受け、人口の4分の1にあたる800万人弱が国外に逃れている。
マチャド氏は長年、公正な選挙や民主主義を訴え、弾圧される中でも国内にとどまり、勇敢に闘い続けている。民主化を求める反体制派の象徴的な存在だ。2023年には、公職を追放されながらも野党の統一候補擁立のための予備選挙で9割以上の圧倒的な支持を獲得した。
その後、マドゥロ政権はマチ…





