
注目州を歩く オハイオ
米中西部オハイオ州ローズタウンは、ラストベルト(さび付いた工業地帯)で暮らす労働者の「トランプ氏への旋回」を象徴する町だ。
米国では大まかに民主党が労働者の党、共和党が経営者の党だった時代があった。トランプ大統領はそれを塗り替えた。
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強まったMAGAの勢い
オハイオは2008年以降の大統領選で、民主党のオバマ氏が2連勝した後、共和党のトランプ氏が3連勝した。ローズタウンを含むトランブル郡の単位で見ても同じだ。
この地域の全米自動車労組(UAW)支部長として民主党を支えるジョージ・ゴラニティスさん(36)は、トランプ旋風の背景をこう分析する。

「ずっと民主党の政治家がいたのに仕事はなくなり続けた。そして、昔は民主党に投票していた人々の多くが、『ウォーク(woke)』な政策ばかりになった今の民主党に不満を抱くようになった」
11月3日の米中間選挙は、民主党が下院を奪還する可能性が高まっている。共和党に有利とみられてきた上院でも、これまで安泰だった州にも接戦が広がっている。選挙直前に注目選挙区を歩いた。
ウォークは、人種・性差別な…
