【千葉】第66回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が20日、君津市の市民文化ホールで始まった。この日は中学生と高校生のジュニア部門があり、息のあった音色を響かせた。
千葉商、市千葉、千葉南の各高校からなる連合チームも参加。合同で練習できる機会が限られる中、各自が課題を持ち帰り練習を積み重ねた。
千葉商2年の藤本莉乃さんは「自分の学校にはない部分を補い合えるのが連合の魅力」と話す。
この日演奏したのは、「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」。古事記に残る伝説を元にした、物語を感じさせる壮大な一曲だ。藤本さんは「ソロを務めた部分では、ホールの奥にいた学校の仲間に届けるように吹きました」と達成感をにじませた。
コンクールは8月11日までで、小学生から職場・一般までの計534団体が出場する。(田辺詩織)
ジュニア部門の優秀賞は以下の通り。
【中学生ジュニア部門】
習志野市立四、市川市立三、柏市立酒井根、柏市立松葉、市川市立八、船橋市立二宮
【高校生ジュニア部門】
幕張総合、NARASHINO MUSIC CRIMSON TIDE、習志野サウンドきらっターズ☆、市船橋、八千代松陰、小金