第72回全日本吹奏楽コンクール愛媛県大会(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)は29日、出場団体が最も多い中学生B部門(20人以内)の1日目の演奏が松山市民会館であり、32団体が出場した。
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30日にも同部門の14団体が演奏、表彰式は同日午後に行われる。県代表に選ばれた団体は、8月23日に松山市民会館で開かれる四国支部大会に出場する。
国が進めている学校部活動の地域移行に向けた前段として今年、内子町の内子、大瀬、小田の3中学が組んだ3校合同バンドがこの日出場。プッチーニの歌劇「トスカ」の吹奏楽編曲版を披露した。
小田中から人数の多い内子中に加わって演奏した、アルトサックスの上野星斗(きらと)さん(1年)は演奏後、「初めてのコンクールは楽しかった」と顔をほころばせ、ホルンの野地岡ほなみさん(1年)は「ほかの中学のみんなとひとつになれた。来年はもっとがんばりたい」と抱負を語った。
コンクールのオアシス?独自路線で挑む伊方中
午前10時から各団体が10分おきに演奏、3度の休憩をはさみ計32団体が出場したコンクール3日目。異彩を放ったのは、20番目に登場した伊方中ブラスバンド部だった。
フルートやクラリネットなど…